- 同棲のための物件を探しているが、何を基準に選んだらいいかわからない
- 同棲カップルにおすすめの間取りや家賃相場を知りたい
- 同棲の家選びで注意すべきポイントを知りたい
- 家賃や生活費をできるだけ抑えて暮らす方法を知りたい
同棲のお部屋探しで苦労する人は多いです。
1人暮らしとはまた違うポイントがあるので、実家暮らしの人はもちろん、1人暮らしの経験がある人にとっても難しいですよね。
そこで今回はこれらの疑問・悩みを解決するために、僕たちカップルが同棲する家を決めた時に意識した7つのポイントをご紹介します!
- 住む場所はお互いの勤務地とよく遊ぶ場所を考慮する
- できるだけ家賃相場の低い郊外に住む
- 自分の部屋が欲しいかどうかで間取りを決定する
- 徒歩圏内で日常生活が完結できるか調べてみる
- 駅から家までの道を歩いて道幅や街灯を確認する
- 隣人に問題がないか尋ねてみる
- 最後は予算と相談しながら優先順位をつける
初めての同棲かつお金に余裕がなかったので不安でしたが、この7つのポイントを意識したおかげで、家賃や生活費を抑えつつ、幸せな同棲生活を過ごすことができています。
ここからは7つのポイントの詳細についてご説明していくので、ぜひ最後までご覧ください!
【立地編】お互いの勤務地とよく遊ぶ場所を考慮
なんと言っても家選びにおいて一番重要なのは立地です。
1人暮らしであれば比較的自由に立地を選ぶこともできますが、同棲の場合はそう簡単にいきません。
例えば会社へのアクセス1つとっても、
・中間地点に住むのか
・どちらかに寄せるのか
などの話し合いが必要になってきます。
特に都心では、「どちらの職場にも行きやすい立地」などで条件を絞ると、とんでもない家賃になってしまう…泣
- 会社まで30分圏内に住みたい
- 渋谷で飲むことが多いから、乗り換えなしで行きたい
- 駅まで徒歩10分以内がいい
などなど、お互いに希望の条件があると思います。
当然、すべての希望を叶えようとすると家賃が高額になる可能性が高いです。
家賃を抑えたいのであれば、お互い譲れない点と妥協できる点を相談しながらうまく折り合いがつく立地を見つけましょう!
【立地編】できるだけ家賃相場の低い郊外に住む
ぎりぎりまで家賃を抑えたいのであれば、お互いの譲れない条件だけ抑えつつ、ぎりぎりまで都心から離れて郊外に住むのがおすすめです。
もちろん会社までの通勤時間や遊びに行く際の交通費など、郊外にはデメリットもあるのでバランスが大切ですが、郊外に行けば行くほど一般的に家賃相場は下がります。
ずっと都心で暮らしてきた人は、郊外に行くことに抵抗があるかもしれません。
しかし同棲を始めると家でも十分楽しいため、一人暮らしの時に比べて都心に出かけて遊ぶ機会は減る人が多いです。
なので、思い切って郊外に移ってみることも検討してみてください。
僕も麻布十番→恵比寿と住んで郊外に引っ越したけど、むしろこっちの暮らしの方が気に入ってます!
狙い目は、職場まで一本でいける路線の終点です。
そうすれば朝の通勤ラッシュの時間でも確実に座れるので、通勤時間を読書や睡眠に充てられます。
立って乗る30分より、座って乗る1時間の方が個人的には好き
また、在宅勤務ができる人は迷うことなく郊外に引っ越しましょう!
都心で高い家賃を払い続けるのはもったいないです。
【間取り編】自分の部屋が欲しいかどうか次第
自分達にとって最適な間取りを決めるためにはまず、
を考えましょう。
それによって、間取りの90%は決まると言っても過言ではないです。
例えば彼女さんはマストで自分の部屋が欲しくて、彼氏さんはこだわりがないなどの場合は、リビング&ダイニング+1部屋である1LDKを選ぶとよいでしょう。
ただ、彼氏さんの服などの生活用品をリビング&ダイニングに置くことになってしまうため、整理されたおしゃれなリビングにしたい!という夢は叶えにくくなってしまいます。
リビングにハンガーラックや鞄類などがあるとどうしても生活感がでちゃうから、おしゃれなリビングにするのは難しくなるよねぇ。。。
また、2人とも在宅勤務がある場合は2LDK以上に住むことを強くおすすめします。
1LDK以下だと、お互いのWeb会議の時間が被った場合に相手の声が入りこんでしまったり、必要以上に気を遣わないといけなくなってストレスを感じてしまいます。
節約のために労働環境を妥協するのは逆効果です。
労働環境にはしっかり投資して、その分昇給や副業収入でカバーすることをおすすめします!
劣悪な環境じゃ働くモチベーションが上がらないから、結果的に収入も減ってしまいそう
【生活編】徒歩圏内で日常生活ができるか調べる
いい感じの物件を見つけたら、日常生活を送るために最低限必要な施設が身の回りに揃っているかを調べてみましょう。
- スーパー
- ドラッグストア
- 数件の飲食店
あたりが徒歩圏内にあれば最低限の快適な生活ができそうです。
人によっては、
- ジム
- カフェ
- 銭湯
- マクドナルド
などが徒歩圏内にマストで必要な人もいるはずです。
お互いにとって何が最低限必要なのかを考え、それが揃っているかを調べてみましょう!
【生活編】駅から家までの道幅や街灯を確認する
物件情報を見れば、駅まで徒歩何分かは載っています。
しかしその情報だけではわからないこともあるので、一度は駅から家まで実際に歩いてみることをおすすめします。
その際、下記に注目してみてください。
- 道幅(特に歩道)は広いか
- 車通りは多いか
- 夜道は街灯が整備されているか
- 景観は綺麗か
- 駅前の飲み屋周辺の治安はどうか
特に、家までの道幅の広さが意外と大事だというのが最近の気づきです。
家までの道幅が狭いと横並びで話しながら歩けないのが寂しいですし、車がすれすれを通るのでヒヤリとします。
僕たちの家の周りは建物が低くて見晴らしがいいのでとても気に入っています!
また、夜道が安全かもしっかり確認しましょう。
毎日通る場所ですので、不安な道だと毎日の幸福度が下がってしまいます。
【生活編】隣人に問題がないか尋ねてみる
特にマンションやアパートの場合は、隣人に問題がないかを確認しましょう。
方法として、不動産業者に今までの住民の退去理由を尋ねるのがおすすめです。
例えばそれが転勤などでなく隣人トラブルだった場合は危ないかもしれません。
理由を詳しく聞いて、懸念がないか確かめた上で決断することをおすすめします。
僕たちも今の家に決める前に、別の家を第一候補としていたのですが、過去に騒音のトラブルがあったと聞いたのでわざわざ現地に行って様子を確認しにいきました。
たまたま近所の人にお会いできたので、「●●号室の方って騒音など問題ありますか?」と尋ねてみたところ、ばちばちの厄介者であることを打ち明けてくださり、無事入居前に踏み留まることができました。
勇気を出して聞いてよかった、、、
最後は予算と相談しながら折り合いをつける
ここまでは意識すべきポイントをご紹介してきましたが、最後は現実的な問題についてです。
当たり前の話ですが、アクセスがいい立地や部屋数が多い家は家賃も高いです。
治安がよく、お店が充実している街は人気なのでさらに家賃が上がります。
特に20代カップルの場合は、「予算を気にせず好きな家に住む!」という人は少ないと思うので、どこかで妥協する必要があります。
立地・間取り・駅からの距離・築年数などなど、家賃を決める変数は多いので、
まずはMUST条件と、1〜2個のこれだけは譲れない優先事項を相談して決めてましょう。
自分達の譲れない軸を明確にした上で、優先度が低い要素を妥協しつつ予算と折り合いをつけていく
あれもこれもと欲張ってしまい、なかなか決めきれない
余談ですが、この優先度を決めていく過程で、お互いの大事にしたい価値観が明確になるので、お互いを理解するいいきっかけになりました!
僕たちは家にこだわる代わりに、立地はある程度妥協したね
郊外だし、駅までも徒歩12分くらいかかるから少し遠いね
その分家が綺麗で広いから大満足!
【番外編】クレカでの家賃支払いが可能な家を狙う
番外編として、クレジットカードでの家賃支払いが可能な家を狙ってみることをおすすめしています。
お使いのクレジットカードにもよりますが、クレジットカード決済をおこなうと大体1%前後のポイント還元が得られます。
家賃10万円なら、毎月1,000円相当。
1年間で12,000円分のポイントが得られることになります!
結構大きいですよね!
また、年間の決済金額目標を達成したら特典が得られるようなカードの場合はさらにおすすめです。
ろきなほカップルの体験談
この章では私たちの実際の家選び体験談をご共有します!
結論からお伝えすると、私たちはそこまで揉めることもなく条件のすり合わせができたかなぁと思っています。
平和に条件をすり合わせるコツはずばり、、、
「合わせられる方が合わせる」です!
上記でご紹介した、MUST条件と、1〜2個のこれだけは譲れない最優先事項を決めていくやり方で家選びを進めていったので、参考までに共有します。
住む場所
彼女は週2~4出勤で、僕は毎日リモートワークのため、
・彼女の勤務地に電車1本で行ける
・始発駅のため確実に座れる
をマストの条件としました。
2人の職場が近ければさほど問題にはならないですが、遠い場合は喧嘩にならないようにしっかり話し合いましょう。
私たちのように出社が多い方に合わせるのはわかりやすいですが、
どちらも出社の場合は、
・出社時間が早い方に合わせる
・帰宅が遅い方に合わせる
などを検討してみるといいかもしれません。
また、都内の中心部だとどこにいくにもアクセスが良くて便利ですが、その分家賃がとても高くなってしまいます。
僕たちは間取りを最優先と考えていたので、都内から少し外れた郊外を選ぶことにしました。
1人暮らしだと遊びに行く機会が多いので立地はより重要だけど、同棲だと家にいる時間が増えるから間取りを優先した方が個人的にはいいと思うな
郊外の落ち着いた雰囲気が気に入ってる!
間取り
私たちの場合はお互いリモートワークをする場合があるので、2LDKを選択しました。
1人が自分の部屋で、もう1人がリビングで仕事をするという方法も可能ではあるのですが、
・仕事が終わった後にリビングでくつろぎにくい
・ご飯を食べるときに相手が仕事中だと気を遣う
など不便なことが多そうだと思って2LDKを選択しました。
実際に1LDKで同棲している周りの友人の話を聞くと、不便な思いをすることが多いとのことだったので、リモートワークをする機会が多い人は2LDK以上にしておくのが無難だと思います。
2LDKじゃなかったら、きっと今の10倍くらいは喧嘩が増えてそう
2LDKだと仕事に集中できることはもちろん、1人の時間も作りやすいよね
その他条件
「住む場所」「間取り」を譲れない条件とした上で、その他条件で物件を比較検討していきました。
そのうち数点を、MUST・WANTに分けてご紹介します。
MUST条件
- 風呂トイレ別
- 独立洗面台
- 最寄り駅まで徒歩15分圏内
WANT条件
- オープンキッチン(料理をしている彼女を見てたい)
- スーパーが近い(近くにコンビニしかないと食費がかさむ)
- できれば築浅がいい(きれいだとテンションが上がる)
- 収納が多い(収納が多いと何かと便利)
- 駅まで近ければ近いほど嬉しい(予算が許すギリギリを攻めた)
こんな感じの条件を事前に書き出した上で、不動産屋に相談しました!
すると条件に合った物件を数件紹介していただけて、無事契約し、現在に至ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いざ同棲しようとすると、理想ばかりじゃなく現実を見ないといけないこともあるし、仕事と並行して家探しや内覧をするのはとても大変です。
ただ、それを乗り越えた先には大好きな人とずっと一緒にいれる最高の毎日が待っているので、めげずに頑張ってください!
最後にご紹介した7つのポイントをまとめます。
- 住む場所はお互いの勤務地とよく遊ぶ場所を考慮する
- できるだけ家賃相場の低い郊外に住む
- 自分の部屋が欲しいかどうかで間取りを決定する
- 徒歩圏内で日常生活が完結できるか調べてみる
- 駅から家までの道を歩いて道幅や街灯を確認する
- 隣人に問題がないか尋ねてみる
- 最後は予算と相談しながら優先順位をつける
物件選びという重要な意思決定をおざなりにしてしまうと、思わぬ喧嘩の原因になることもあるので、幸せな同棲生活を送るためにもぜひこれらの7つのポイントを意識しながら家選びを進めてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!