同棲を始めるための方法を知りたい!
同棲したいと思っても、やるべきことが多すぎて何から始めていいかわからないですよね。
具体的には下記のような悩みを持つ人が多いです。
そこで、私たちカップルが同棲準備をした経験をもとに『同棲の始め方マニュアル』を作成しました!
同棲までのステップを大きく9つにまとめたのがこちら。
この記事では上記の9ステップについて詳しく解説していきます。
これを読めば同棲の始め方について完璧に理解できるので、同棲を検討している人はぜひ読んでみてください!
STEP1:同棲のメリット/デメリットを理解した上で本当に同棲したいかを考える
同棲にはメリットばかりじゃなく、デメリットも存在します。
デメリットを考慮せずに勢いで同棲を始めてしまうと後々の喧嘩や同棲解消の原因になってしまうので、しっかり理解することが大切です。
そこで、この章では同棲のメリットとデメリットを解説していきます。
それらを踏まえた上で、本当に同棲をしたいのかを話し合ってみましょう。
同棲のメリット①好きな人とずっと一緒にいられる
同棲を始めると、好きな人との時間が圧倒的に増えます。
- 一緒にスーパーに買い出しに行く
- 近所のカフェを開拓する
- 家でご飯を食べながら映画を観る
- 一緒に寝る
デートの日だけでなく、なんでもない日常も一緒に過ごすことができるようになることが一番のメリットです。
特に共働きカップルの場合はお互い忙しくてなかなか会える時間を作れないので、同棲することでデートをしなくても会えるようになったのは大きいです。
同棲を始めてから、毎日が確実に楽しくなりました!
同棲のメリット②家賃や生活費が抑えられる
1人暮らしをしている場合は、同棲することで家賃や生活費をかなり抑えることができます。
筆者の場合は同棲を始めたことで、1人暮らしの頃に比べて年間で54万円節約することができました!
毎月の家賃や生活費を抑えることで浮いたお金を、結婚や子育てに備えて貯金や資産運用に回したり、デートや旅行を豪華にできるのは嬉しいポイントです。
同棲のメリット③結婚後のイメージが湧く
同棲を始めると、デートだけでは見えてこなかった恋人の一面を知ることができます。
もちろんいい所ばかりじゃなくて欠点も見えてきますが、欠点まで含めて愛せるかどうかを試すという意味で同棲はいいシュミレーションになるでしょう。
仮に絶対に許容できない欠点があった場合、結婚してから発覚したのでは手遅れです。
結婚の前に同棲のステップを挟むことで、本当に一緒に暮らしていけるかを見極めることができるのは大きなメリットです。
同棲のデメリット①お金がかかる
当たり前ですが、同棲を始めるにはお金がかかります。
住む場所や金銭感覚によってばらつきはありますが、大体このくらいかかることを覚悟してください。
さらに万が一同棲に失敗して別れることになってしまった場合、追加で1人暮らしするための初期費用や同棲用の家具の処分費用などが発生します。
そのリスクを背負ってまで同棲したいかは考えてみてください。
ちなみに私たちカップルは初期費用として約113万円かかりました。
特に実家暮らしの人からすると、実家にいたら払わなくてもよかった家賃や水道光熱費を払わなければいけなくなるので、より一層同棲のハードルは高くなります。
私は実家暮らしだったから、最初初期費用や生活費を計算した時は尻込みしちゃった…
よっぽど好きじゃないと、同棲するメリットないのが本音だなぁ
下記の記事では、実家暮らしの女性の立場から見た同棲のメリット/デメリットを紹介していますので、当てはまる方はぜひご覧ください。
同棲のデメリット②自由に使える時間が減る
もちろんカップルの関係性や価値観にもよりますが、同棲を始めると1人暮らしの頃に比べて自由な時間が減ります。
1人暮らしの時は、友人との旅行や飲み会にも気兼ねなく行けますし、休みの日は自分の好きなように時間を使えます。
しかし同棲した後にも変わらないペースで旅行や飲み会を繰り返していると、喧嘩の原因になってしまう可能性があるので注意が必要です。
特に2人の外出頻度が違う場合は要注意。
逆にどっちもコミュニティが広くてよく遊びにでかける性格ならそこまで懸念はないはず!
どっちかが寂しくなったり不安になったりすると危ないね…
僕は比較的自由にさせてもらってるけど、オールの頻度はかなり減ったかなぁ。
終電で帰るキャラが浸透してきた。笑
同棲のデメリット③期間を決めないとずるずるしちゃう
これは特に女性がよく心配するポイントかもしれませんが、同棲期間がずるずる長引いてしまって、結局結婚には至らず別れるパターンはあるあるです。
確かに同棲を始めてみて、このパターンに陥る人の気持ちも少しわかりました。
というのも、同棲と結婚は生活の状態としてはほとんど変わらないのです。
言葉を選ばずに言えば、男性にとって同棲は、
なのです。
そのため、「子供が欲しいくなるまでは、急いで結婚しなくても同棲のままでよくね?」
という思考になりやすいことも同棲がデメリットと言えるでしょう。
同棲のデメリット④異性として見れなくなる
「好きな人とずっと一緒にいられる」というメリットの裏返しですが、ずっと一緒にいることで相手のだらしない部分も知ることになるでしょう。
また、同棲している安心感や慣れによって、次第に見た目に気を遣わなくなってしまうことも多いです。
このようなことが積み重なり、お互いに異性としてのドキドキや好きと言う気持ちが薄れていき、マンネリ化や別れに繋がってしまいます。
同棲せずに結婚しても同じでは?
と思うでしょうが、少し違います。
結婚後であれば、
- 多少のことなら我慢して乗り越えよう
- お互いに話し合って歩み寄ろう
という意識が働きますが、
同棲という状態だと、別れるという選択肢がチラつきやすいです。
つまり、
ということです。
致命的な欠点を事前に見極めるという意味では効果的な同棲ですが、許容範囲の欠点が無駄に目についてしまうというデメリットにもなるのです。
まとめ:お互いが納得できる選択をしよう
いかがでしたでしょうか?
結婚前の同棲については専門家の間でも賛否が分かれており、どっちがいいと一概に言うことはできません。
少なくともどっちかが不安を抱えたまま同棲してしまうと、後々の喧嘩や同棲解消につながる可能性が高いです。
メリットだけでなくデメリットも踏まえた上で、お互いが同棲することに納得できたら次のステップに進みましょう!
未来がどうなるかは誰にもわからないので、必要以上に悩んでも無駄です。
同棲すると決断したら、その選択を正解にしていきましょう!
STEP2:同棲の開始時期/目的/期限を決める
STEP1で同棲することを決心したら、いよいよ具体的な同棲の開始時期・目的・期間を決めていきます!
私たちカップルの体験談も交えながら1つずつ解説していくので、ぜひ2人で読みながら考えてみてください。
同棲開始のタイミングはいつがベスト?
同棲って付き合ってどのくらいから始めたらいいの?
正直これに関しては正解がないため、始めたい時に始めるのがいいと思います。
とはいえ悩む人も多いポイントなので、参考までに僕の持論を共有します。
状況にもよりますが、同棲をした結果別れてしまった場合は、基本的にマイナスです。
ざっと考えるだけでもこれだけの損害があります。
- 同棲するために払った初期費用や買い揃えた家具家電が無駄になる
- 同棲解消による喪失感がえぐい
- 同棲期間中の出会いの機会損失
- 次の家に引っ越すために諸費用がかかる
- 「同棲して別れた」という世間からの目
このように、同棲を解消した際に失うものは結構大きいです。
もちろん別れる理由は人それぞれなので確実に防ぐことは不可能ですが、少なくとも将来一緒にいるイメージが湧かない人との同棲はおすすめできません。
上記の理由から、お互いの最低限の相性がわかるまでは様子見するのが無難です。
年齢や社会歴によっても変わりますが、目安として半年〜1年くらい付き合ってみて問題なさそうであれば同棲を検討することをおすすめします。
下記の記事では「同棲開始におすすめの時期や避けた方がいい時期」について解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
私たちは社会人3年目の時期に、付き合って8ヶ月で同棲しました!
同棲の目的について話し合おう
目的を定めずに同棲をスタートさせてしまうと、なんのために同棲をしているのかわからなくなり、喧嘩や同棲解消の原因になってしまいます。
目的がはっきりしていれば、うまくいかないことがあっても解決しやすいので事前に話し合って決めておきましょう!
- 結婚式に向けて500万円貯金するために同棲して生活費を抑える
- 1年後に結婚するために同棲してお互いの生活スタイルを確認する
- 好きだからなんとなく同棲を始める
- 同棲して広い家に住みたい
あらかじめ決めた目的に対して問題なく進んでいるかを定期的に振り返ることも大切です。
私たちカップルは同棲を「結婚するための準備期間」として位置づけ、毎月違和感はないかを話し合う機会を作っています。
よかったら参考にしてみてください!
事前に同棲の期限を決めておく
同棲のデメリット③でもご説明した通り事前に同棲の期限を決めておかないと、ずるずる長引いてしまう可能性があります。
結婚するとなると、プロポーズの準備や役所での手続きなど、想像以上にやることが山積みです。
「面倒くさいから今のままでいいや」という考えにならないようにするためにも、同棲には期限を設けましょう。
具体的には、
などの約束をするのが一般的です。
「私たちカップルは2年以内に彼氏からプロポーズをしない場合は別れる」
ということにしています。
共同生活の相性なんて、1〜2年も一緒に暮らせばわかることだから、それ以上明確な理由なく引き伸ばす男性には注意しましょう!
まとめ:事前に話し合うことであとで揉めずに済む
いかがでしたでしょうか?
特に同棲の目的や期限について話し合うのは恥ずかしさもあり気が引けるかもしれません。
しかし話し合うことで後から揉めずに済むので、勇気を出して切り出してみてください。
結婚を迫ってるみたいで少し気が引けたけど、大事なことだったからちゃんと話したよ!
彼氏から切り出してあげると彼女さんは安心です。
この記事を読んでくださっている男性はぜひ参考にしてみてください!
同棲の開始時期・目的・期限が決まったら、次のステップに進みましょう!
STEP3:初期費用を把握する
ここからはいよいよ具体的な準備に入ります。
このステップでは、同棲を始めるにあたりかかってくる初期費用を把握し、不足していれば貯金していきましょう。
ではさっそく、具体的にどのくらい初期費用がかかるのかをジャンル別に解説していきます。
賃貸契約費:だいたい家賃の4~6ヶ月分
初期費用の中で一番大きなウェイトを占めるのが賃貸住宅の初期費用です。
だいたい家賃の4~6ヶ月分くらいかかります。
内訳は下記のようなイメージです。
表を見てお気づきの通り、賃貸契約費は家賃によって大きく変動します。
自分達が住みたいエリアの家賃相場を調べてみて、その6ヶ月分くらいを用意しておきましょう!
私たちは家賃10万円の家で、賃貸契約費は53万円でした!
家具・家電費用:28~100万円
次に家具・家電費用についてです。
この費用は、
- もともと1人暮らしをしていて既に持っているか
- 家具・家電にどれだけこだわりがあるか
によって大きく上下します。
それぞれの家具・家電の大体の相場価格は下記の通りです。
本当にピンキリなので、自分達の場合どれくらいかかるか計算してみてください。
彼氏が1人暮らしだったのでテレビや洗濯機はそのまま使えたのですが、他の家具・家電にこだわったため、結局60万円くらいになりました…!
引っ越し代:0~6万円
引っ越し代は大体1人につき3万円程度が相場です。
実家暮らしの場合は大型の家具・家電がない場合も多く、車や電車での荷物の搬入も可能なため引っ越し代を抑えることができます。
彼女は実家暮らしだったため、引っ越し代は1人分しかかかりませんでした!
貯金が足りない場合どうしたらいい?
住みたいエリアの家賃相場と家具・家電にどれだけこだわるかにもよりますが、少なくとも大体80~120万円くらいの出費は覚悟した方がよいでしょう。
そんなに貯金ないよ…
同棲は諦めるしかないのかな…
このように絶望している人もいるかもしれませんが、諦めるにはまだ早いです。
貯金が足りない場合に取るべき行動は、以下の2パターンです。
お互い実家暮らしの場合は①の方が早くお金が貯まるのでおすすめです。
逆にどちらかもしくは2人とも1人暮らしの場合は、②の方が結果的に早くお金が貯まる場合もあります。
僕は同棲を始めてから、月の生活費が45,000円下がりました!
当面の間は1人暮らし時代の家具・家電でやり過ごし、徐々に2人用の家具・家電を揃えていくやり方もおすすめです!
その方法であれば家具・家電費用がほとんどかからないため、家賃10万円の家であれば50万円前後で住むことが可能です。
いずれかの方法で初期費用を用意できる目処が立ったら、次のステップに進みましょう!
STEP4:お互いの親に挨拶をする
同棲する時って、お互いの親に挨拶は必要?
これもよく出る質問です。
結論から言うと、
ご両親の考え方次第
かなと思っています。
ご両親が「会ってみたい」と言ってくださっている場合は挨拶に行った方が絶対いいですし、逆に「同棲は個人の問題だから、結婚するってなったら来てくれればいいよ」というお考えの場合は無理して行く必要はないです。
私たちカップルの親は挨拶不要派だったので、特に挨拶はしていません!
とりあえずは、それぞれ自分の両親に同棲することを伝えてみて、「挨拶に来てもらいたい?」と聞いてみるのが無難です。
相手方の親に挨拶をすることになった場合、快く応援してもらえるようにしっかりと準備をしてから臨みましょう。
以下が親への挨拶を成功させる方法です。
順に説明していきます。
- 挨拶をする日程を決める
- 話す内容を事前に考えておく
- 服装や身なりを整える
- 手土産を用意する
- 必要であればお店を予約する
挨拶をする日程を決める
急に訪問するのは迷惑ですし、非常識な印象を与えてしまいかねません。
できれば1ヶ月前くらいから挨拶したいという旨を伝えてお会いする日程を決めましょう。
ご両親の都合の良さそうな日程をこちらから複数提示してあげることでスムーズな調整ができるのでおすすめです。
また、どちらの親にも挨拶をする場合は彼女側のご両親への挨拶を優先しましょう。
一般的に彼女側のご両親の方が同棲に対してより慎重になる場合が多いので、事前に軽く相談しておくと話が進みやすいです。
話す内容を事前に考えておく
結婚の挨拶と比べるとそこまで用意周到に準備する必要はないですが、相手のご両親が厳しい人だとわかっているのであれば話す内容は考えておいた方が安心です。
- 自己紹介
- 自分の家族について
- 仕事は何をしているのか
- 今後の人生設計についてどう考えているのか
- 初期費用や生活費はどうするのか
- 住もうと思っているエリアについて
あたりを聞かれる可能性が高いので、うまく話せるように考えておきましょう。
服装や身なりを整える
今の時代、そこまで気にしすぎる必要はないですが、念の為正装でいくのが無難です。
男性ならジャケット、女性ならワンピースなどのオフィスカジュアルだと間違いないでしょう。
短パンやサンダルなどのラフすぎる格好や、露出が多い服、派手すぎる服は控えましょう。
事前にご両親がどのくらい厳しい人かを聞いた上で判断するのがいいと思います
手土産を用意する
高価なものでなくていいので、手土産を持って行くと印象がよくなります。
事前にご両親の好きなものを恋人に聞いておき、喜んでもらえるようなものを選ぶといいでしょう。
地方出身であれば、地方の名産品を持って行くと話のネタにもなるのでおすすめです。
また、お酒を飲まれる人なのであればお酒を持参して一緒に飲むとすぐに仲良くなれるかもしれません!
必要であればお店を予約する
実家にお邪魔する場合は不要ですが、もし外で会うことになった場合は前もってお店を予約しておきましょう。
個室がある静かなお店がおすすめです。
ご両親が費用を負担してくださる可能性も考慮して、高すぎないちょうどいいお店を選択しましょう。
客単価5,000円~1万円くらいのお店がおすすめです。
当日は5分前には会場につけるように、余裕をもって準備をするようにしてください。
無事に挨拶を済ませてご両親の許可を得られたら、次のステップに進みましょう!
STEP5:家を探して契約する
このステップではいよいよ家選びをしていきましょう!
家探しが初めてという方向けに、超ざっくりと家を決めるまでの流れをご説明します。
- 住みたい場所の候補を2〜3ヶ所決める
- SUUMOなどの不動産サイトでその付近の物件を調べて大体の家賃相場を掴む
- いい感じの物件を見つけたら、内見希望を出す
- 実際に数件内見してみる
- いい物件があれば契約希望を出す
- 審査が通ったら契約に進む
ざっとこんな感じです!
その際知っておくと便利なコツや注意点を3つご紹介します。
住みたい場所決める方法
まずは住みたい場所を決めるところからです。
基本的に都市部への近さや交通の便によって家賃相場が決まるので、利便性と予算のバランスを考慮しながら候補地を考えていきます。
土地勘があれば候補地もある程度絞れると思いますが、土地勘がない場合はどこに住むのがいいかわからないと思います。
そんな時はこの段階でとりあえずお近くの不動産仲介業者に相談に行くのもありです。
勤務地や予算、よく遊ぶ場所などを質問された上で、いい感じの場所を提案してもらえます。
僕も上京してから最初の2回は不動産仲介会社に飛び込みで相談しました!
タイミングが合えばその日のうちに内見まで行けるからとても楽です!
ここで注意したいのは、その場で即決してしまうと損してしまう可能性があるという点です。
いい担当者に当たれば別ですが、多くの場合は不動産会社にとって都合がいい物件を優先的にオススメされます。
後日ネットで調べてみたら、周りの物件に比べて家賃や手数料が割高だったりする場合も少なくありません。
ですので、1回目の来店の際は、「立地の候補を決められたらいいや」くらいの気持ちでいくことをおすすめします。
下記の記事では私たちの体験談をもとに、同棲の部屋探しのポイントをご紹介しているので、ぜひご覧ください。
ネットで物件を調べる際の注意点
今はネットで物件を探すことが主流になってきており、わざわざ不動産会社に行かずともスマホ一台であらゆる土地の物件を比較検討できます。
便利なので使わない手はないのですが、2点注意が必要です。
注意点①おとり物件が多い
名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
おとり物件とは、「広告掲載されているが、実際は入居者を募集していない物件」のことです。
おとり物件は、かなりの好条件のお宝物件であることが多く、見つけた時はかなりテンションが上がります。
そして実際に電話やメールで内見を申し込むと、
「申し訳ございません。ちょうど申し込みが入ってしまいました。似たような条件の物件をご紹介しますので、一度店舗に来ていただけないでしょうか?」
みたいな案内を受けます。
もちろん本当にタッチの差で申し込みが入った可能性もありますが、おとり物件を掴まされたパターンがほとんどだと思っていいです。
実際に不動産会社に行っても似たような物件どころか平均以下の物件を押しつけられるだけなので、相手にしないようにしましょう。
ネットで物件を見てるときに、あり得ないほど好条件の物件に出会った時は、
おとり物件かな…?
と疑うようにしてください。
注意点②いい物件は基本即売れする
ネットでは何万、何十万人の人が引っ越し先を求めて物件を検索しています。
なので、いい物件はネットに出回っても一瞬で申し込みが入ってしまうのです。
やっかいなことに不動産サイトはリアルタイムで在庫がわかるわけではないので、申し込みが入ってしまった物件もしばらくは掲載され続けます。
私たちも、「いい!」と思った物件がことごとく先取りされてしまったよね泣
結局キャンセル待ちで申し込みしてた物件が運良くキャンセルになって、
なんとか契約できたもんね…
いい物件の競争はえげつない…
注意点③初期費用の相場を理解する
住みたい物件が決まったら、さっそく初期費用の見積もりを出してもらって契約へと進みます。
不動産業者によっては、相場よりも高い仲介手数料や保険料などを請求してくる場合があるので、注意が必要です。
下記の記事では実際に僕たちがかかった初期費用の内訳を公開しているので、参考にしてみてください!
STEP6:今住んでいる家の退去手続きを済ませる
同棲する家が決まったら、今住んでいる家の退去手続きを済ませましょう。
順を追って簡単に説明していきます。
- 不動産管理会社に退去届を提出
- 電気・水道・ガス・Wi-Fiの停止手続き
- 郵便物の転送手続き
- 住民票の転出届を役所に提出
- 部屋の掃除・荷造り
- 引っ越し
- 退去の立ち会い
- 敷金の精算
不動産管理会社に退去届を提出
不動産管理会社に解約する旨と退去希望日を連絡します。
昨今はネット上で申請できるところも増えてきましたが、書面の郵送が必要な場合があるので注意が必要です。
入居時に交わした「賃貸借契約書」に詳しい解約手続きの方法が書いてあるので確認してください。
電気・水道・ガス・Wi-Fiの停止手続き
電気・水道・ガス・Wi-Fiの停止手続きをおこないます。
ネットで手続きが簡潔するところがほとんどなので、忘れないうちにさくっと終わらせてしまいましょう。
特にガスは立ち会いが必要な場合があるため余裕をもった手続きが必要です。
郵便物の転送手続き
退去後に前の住所に郵便物が送られてきた時に、新しい住所に転送してもらえるように、郵便局で転送手続きをしておきましょう。
窓口で引っ越す旨を伝えれば、手続き用の用紙をもらえるのでそこに記入するだけです。
本人確認のための身分証を忘れずに持参してください。
住民票の転出届を役所に提出
現在住んでいる住所を管轄している役所に転出届を提出しましょう。
転出届を出した際にもらえる「転出証明書」は引っ越し先の役所に転入届を提出する際に必要になるので、なくさないようにしてください。
部屋の掃除・荷造り
引っ越し当日に向けて、部屋の掃除と荷造りをおこないます
引っ越し後の荷解きが楽になるように、洗面所やキッチンなどの場所別にまとめるようにしましょう。
引っ越し
ネットで引っ越しスケジュールを決めたら、荷造りをして当日を迎えるだけです。
引っ越し当日までに荷造りが終わっていない場合、追加料金を取られる可能性もあるので余裕をもって終わらせるようにしてください。
退去の立ち会い
退去日には立ち会いを求められることが多いです。
特に目立つ汚れや傷などがなければ、大体10分ほどで終了します。
この際に鍵を返却するので用意しておきましょう。
敷金の精算
入居時に預けた敷金から、退去時のクリーニング代などを差し引かれた額が返ってきます。
特に汚れなどなければ、敷金-3万円くらいが返却されるのが一般的です。
STEP7:必要な家具や家電を用意しておく
入居初日から必要不可欠な家具・家電は事前に購入して当日に届くように手配しておきましょう。
- 冷蔵庫
- ベッド
- シーリングライト
- エアコン
- ダイニングテーブル&イス
あたりは初日からあった方がいいです。
残りは自分達のペースでゆっくり揃えていきましょう!
STEP8:入居に伴う手続きをおこなう
引っ越しの前後で、入居に伴う手続きをおこないましょう。
下記の流れに沿っておこないます。
- 電気・水道・ガス・Wi-Fiの契約
- 転入届を役所に提出
- 免許書・マイナンバーカードの住所変更
電気・水道・ガス・Wi-Fiの契約
電気・水道・ガス・Wi-Fiの契約をおこないます。
前の住所で使っていたものをそのまま利用したい場合は各サービスサイトに記載されている「引っ越し時の手続き」を参照して手続きを進めましょう。
転入届を役所に提出
引っ越し後14日以内に転入届を役所に提出する必要があります。
転入届の提出を忘れると、選挙に投票ができなくなるなど後々困るので注意してください。
免許証・マイナンバーカードの住所変更
警察署と役所で免許証とマイナンバーカードの住所変更をおこないましょう。
こちらも変更を忘れると本人確認ができなくなるなど後々困るので必須です。
STEP9:同棲生活のスタート!
お疲れ様でした!
長い道のりを経て、いよいよ同棲生活のスタートです!
家事の分担や家計管理の方法など、まだまだ決めるべきことがありますが、ひとまず一緒に暮らせることを喜びながらゆっくり過ごしてください。
落ち着いたら下記の記事を参照しながら、今後の同棲ルールについて話し合ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にあらためて同棲を始めるまでの9ステップを振り返ります。
かなり長い道のりですが、これを乗り越えれば幸せな同棲生活が待っています。
同棲を検討中の方々にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
1〜2年同棲してみて、結婚を決意できなければ別れる